中年おっさんのわがままな放浪者

不定職、不定期お金がなくて、夢もない 

不摂生中年オタクの脱却記録:挫折と奮闘の14日目

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今日は単発のバイトがあった。

 

朝の7時に出発するため、6時に起床した。

 

正直な話、最近は10時に布団に入ってもなかなか寝付けない日々が続いている。

 

しかし、ぼんやりとしている暇はない。

 

いつも通り、朝のラジオ体操と1つの筋トレを済ませた。

 

起床して気づいたのは、朝食の準備に時間がかかりすぎて身支度の時間に追いつかないことだった。

 

次回はもっとスムーズにできるように、メニューを考え直そうと思う。

 

現場に到着し、約8人のチームで飲料水の入った段ボールをパレットから下ろし、別のパレットに積み上げていく作業を行った。

 

この作業は非常に単調だが、2時間も動き続けると、重心を取るために余分な筋力を使っていることがわかった。

 

昼休憩の間、コンビニで買った昼食を食べながら周囲を見渡した。

 

自分よりも明らかに若い人たちは、スマートフォンを見ながら食事をしていた。

 

特にマナーについては何も言うつもりはないが、彼らの世代ではそれが当たり前の光景となっていることに興味を引かれた。

 

ただ興味を持っただけで、特に深い意味はない。

 

午後も特にトラブルはなく、仕事は順調に進んだ。

 

もちろん体力は次第に限界に近づいていく。重たい飲料水の段ボールを積み替え、ラップを巻き、再び積み上げる。

 

正直に言うと、まるで賽の河原の石積みのような気分だった。そして、理由もわからず、叫びたい衝動を感じた。

 

この配送業での検品や載せ替えは不可欠であり、各拠点への配送やスーパーマーケットの陳列にとって重要な作業だと自覚しているはずなのに、私の精神は自らを攻撃し始めた。

 

「もっと10代や20代に勉学に励んでいれば…もっと仕事を熱心に探していたら」と、自分自身の怨嗟の声が響く。

 

その声には一理あると思う。

 

ただ、私が現在の状況に妥協してしまった結果が今のこれだ。

 

午後17:30に問題なく業務が終わり、帰宅する。

 

外を見ると夕暮れ時だ。自転車で帰る際、涼しい風が肌に触れる。腕には段ボールで擦りむいた傷がちょっと痛む。