中年おっさんのわがままな放浪者

不定職、不定期お金がなくて、夢もない 

【12日目】夜勤初週、疲労と順応の境界線

【12日目】夜勤初週、疲労と順応の境界線

【12日目】体力と生活リズムの調整週間

 

【月曜日】

今週は、夜勤スタートの1週目。身体のリズムが完全に狂った。
朝日が昇る時間に退勤し、昼前に寝ようとするのに、寮の騒音やまぶしさでなかなか眠れない。耳栓とアイマスクを装備しても、まだ浅い眠りしか取れていない感じが続いた。

 

それでも仕事は待ってくれない。深夜帯は集中力が落ちやすく、工程の中でも細かいミスが出やすいタイミングだ。


製品チェック中に違和感に気づけるかどうか、神経を張りつめる感覚がずっと続く。初週ということもあり、やたら疲れる。

 

【火曜日】からは1時間ずつの残業が追加された。たった1時間のはずなのに、深夜の終盤に延長されるのは想像以上にキツい。


【水曜日】あたりから、仕事が終わって帰っても「何もやる気が起きない」状態になる。洗濯や食事、運動どころか、風呂に入る気力すら湧かない夜もあった。

 

しかし、

【金曜日】には少しだけ慣れてきた感覚もあった。仕事の手順にも、夜勤生活にも少しずつ身体が順応しはじめた。


ただし、疲労は蓄積していた。

 

【土曜日】は完全にぐったり。ほぼ寝て終わった。

 

【日曜日】は、ようやく落ち着いた気持ちで外に出られた。コンビニで冷凍の「鶏むねとブロッコリー」の商品を見つけて即買い。


塩気が控えめで、意外にうまい。健康面を気にしながら食事を選べたこと自体が、今の自分には小さな進歩だと感じた。

 

走る元気はなかったけど、部屋の掃除や洗濯、ストレッチは行えた。
週の後半にようやく「人並みの生活」に戻りつつあるのかもしれない。

GW中の内容も休みに更新します。


◆3行まとめ

  • 夜勤1週目で生活リズムが崩壊。眠りが浅く体力が削られた。

  • 残業も加わり、精神的にもきつい日が続くが徐々に順応。

  • 日曜には食事・掃除・休息と少しだけ余裕が戻った。

 


◆役立ったアイテム達

 

アイマスク】

肌さわりがよく、遮光してくれるので落ち着く。

ゴムバンドはできるだけ締め付けずに緩いほうがつけ心地が良い。

 

【耳栓】

枕で横根をしてもそれほど耳を圧迫しなくて良い。

冷蔵庫のポンプ動作音も外の自動車がタイヤのアスファルトを駆け抜ける音も半分以下にして睡眠向上に役立ってくれる。

 

【枕】

同じ製品ではないがメーカーは同じニトリ、似た形状で紹介。

横寝する際に端の部分がかなりふわふわなので上で紹介している耳栓と相性がとても良い。また首をすっぽりとハマるようになっているので、寮で用意されている枕と比較してはいけないかもしれないが性能差が違い購入して良かったと思える。

 

【11日目】教習と緊張とランニングの5日


今週は、実務教習が本格的に始まり、ひとつずつ工程を覚えながらの5日間だった。


安全講習や上長との顔合わせからスタートし、配属先の現場を見ていく中で「ここで自分が働くんだ」という実感がじわじわ湧いてきた。

 

とはいえ最初は、放置されたり空き時間があったりして、ペースをつかむまでがなかなか難しい。


作業手順書を読み込んで、現場の人の動きを真似しながら、少しずつ慣れていくしかない。

作業自体は単純に見えて奥が深く、部品の違いや注意点を見落とすと大きなミスにつながる。


実際、流れてくる製品の中にわざと間違いを仕込んだ“チェック用の品”があり、それを見逃さずに確認するのがとにかく神経を使う。

 

正直、17日(木)は午後に見落としをしてしまい、指摘されたときはかなり落ち込んだ。


「ちゃんと見たはずなのに」と思っても、現物を前にすると言い訳の余地がない。
ライン作業のプレッシャーは想像以上で、気が抜ける瞬間がない。

 

そんな中でも、仕事終わりのランニングは続けている。


脚に痛みが出たり、タイムが落ちたりと課題は山積みだけど、それでも「走ることでリセットされる感覚」は貴重だ。


残業や夜勤が始まると、今のような時間の取り方は難しくなるかもしれない。だからこそ今のうちに、運動する習慣だけは崩したくない。

 


◆3行まとめ

  • 教習期間は緊張と集中の連続で、心身ともに消耗した一週間。

  • 小さなミスが許されない現場に、徐々に適応し始めている。

  • ランニングは唯一の気分転換。これだけは手放さずに続けたい。

【10日目】静かじゃない静寂と、暮らしの土台づくり

 

起床して身支度を整える。
生活のリズムはようやく安定してきた。

 

ただ、寮の朝食はやはり物足りなさが残る。選択肢も乏しく、毎日同じような内容なので、そろそろ自分で梅干しや海苔を持ち込むのもアリかもしれない。

 

遅刻もなく集合時間に到着し、契約書や給与の振込先などの手続きを済ませる。
その後は安全に関する座学講義。特に問題なく終えてその日は退勤。

 

暇を持て余したので、気分転換にランニングへ。


山沿いの地形のためアップダウンが激しいが、それもまたいい運動。
思ったよりも楽しく走れた。


講義2日目

この日も変わらず集合時間に間に合う。
簡単な作業手順の確認、インパクトドライバーの取り扱い練習など。
配属予定の部署の所長と顔合わせもあり、作業着やロッカーのロック設定、注意事項などの説明を受ける。

 


初めての週末

土曜・日曜は基本的に休み。せっかくだからどこかに出かけようと思っていたが、こういうときに限って身体は動かないもので、気づけば昼の12時にのそのそ起床。

ただ、必要な生活用品をそろえるため、遠出を決行。
この辺りは工業地帯らしく、独身寮やコンビニは1km間隔で点在している感じ。
飲食店も軽めの定食屋というより、ガッツリ系が多い印象だった。

 

2日間かけて集めた生活アイテムはこちら:

  • 室内用物干し竿・ハンガー

  • 布団シーツ・枕・枕カバー

  • ケトルポット

  • ノンカフェインコーヒー粉末

  • コロコロ(粘着クリーナー)

  • ティッシュ

  • 洗濯バサミ

  • 手鏡

  • ダニよけシート

合計で3万円以上かかった気がする…。
次の給与が入るまでは出費を控えめにしようと思う。

 


【懸念点と対策】

生活4日目にして気づいたことがある。
どうしても通気口から外の車の音や人の話し声が漏れ聞こえてくる。
睡眠にも支障が出そうだったので、防音対策として吸音材を導入してみた。

使用したのはこれ:
杉田エース 配管防音対策 ウレタン消音材 150型

 

この静音対策が効果を発揮してくれるかは、1週間経過後に改めて記録してみる予定。

9日目:初めての寮と重たいキャリーケース。働けるかどうかは明日次第

寮に入ったのは初めてのことだったけど、思っていたよりも静かじゃなかった。
コンクリート打ちっぱなしの部屋は確かにカッコいいけど、廊下から聞こえる会話や足音で、意外と生活音が届く。

キャリーケース(110L)の中身を整理して、明日の服と風呂の準備。
寝間着も出してひと息ついた。

荷物が少ないせいか、やたら広く感じる部屋。
けれど空間が広い分、空気が冷えやすい。

昼間は暑くても、朝晩は寒い。
春の季節らしい寒暖差に、体調を崩さないよう気を張る。

シーツは洗いたてなのか清潔な感じはあったが、布団は少し気になった。
横になっているだけで、なんとなく肌がムズムズする感じがして、ダニがいるのではと思えてしまった。

今後また泊まることがあるなら、ダニよけのスプレーかシートを持っていくと安心できるかもしれない。

明日は指定場所へ集合するため、08:00には寮を出ようと決めた。
キャリーケースが重く、思った以上に移動に時間がかかりそうなので、

【感情面整理】

家を出るときに感じた、あの郷愁のような気持ちが、じわじわと心に広がってきている。

それ以上に、明日の健康診断で何かに引っかかって働けなかった場合、次をどうするか決められていないことが不安で仕方がない。

来月の給料日まで45日。クレジットカードの支払いなどもある中で、持ちこたえられるのかという金銭面の不安も大きい。

それでも、やるしかない。進むしかない。

 


【この日記の3行で内容】

  1. 社員寮に前日泊し、慣れない環境での準備と不安を感じた一日。

  2. 布団の痒みからダニ対策の必要性を実感。

  3. 健康診断と金銭面への不安を抱えながらも、前へ進もうとしている。

 



【使用したアイテム】

多少の重さはあるが、頻繁に持ち運びしなければ問題ないのとスペックも良い。

 

 

8日目:心肺機能、少しずつ快調



本日はゆったりと起床し、10時に朝食をとった後、ランニング前のストレッチを行った。


急激に寒さがやってきたため、体をしっかりと温めておく必要があると感じた。

 

ランニングでは、5kmをできるだけ160bpmのテンポを維持しながら、心拍数が160を超えないよう意識して走った。


肺呼吸がきつくなってきたタイミングでスマートウォッチを確認し、心拍数が160を超えていた場合はウォーキングに切り替えた。


結果として目標のペースには届かなかったが、今週の中ではもっとも快適に走れ、疲労感も少なかった。

 

2日おきにランニングを続けているおかげで、心肺機能が向上してきた実感がある。


末端まで血液がしっかり循環するようになったことで、酸素不足の苦しさが以前より軽減された。

 

この調子で、コンディションの維持を意識しながら継続していこうと思う。

 

【この日記の3行で内容】
・朝は遅めの起床、ストレッチ後に5kmランニングを実施。
・心拍数160を超えないよう調整しつつ、過去最高のコンディションで走り切る。
・心肺機能の向上を実感しつつ、継続の重要性を再認識。